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2018年4月

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オリジナル・ランドローバー誕生の物語 | ランドローバーはいかにアドベンチャーと科学的探求を推し進めてきたか | GQマガジンエディターのディラン・ジョーンズ、チーフ・デザイン・オフィサーのジェリー・マクガバンとインスピレーションについて語る | 電気自動車とコネクテッド車の潜在的影響を探る | 中国 天門山の99のヘアピンカーブと999の急階段に挑む

WORLD OF ADVENTURE 最

WORLD OF ADVENTURE 最 初 期 の 探 検 は 科 学 的 な 調 査 を 目 的 としたものだったかもし は、 外 交 ルートを 通 じて 首 相 レベルと 接 触 することが 多 かった れない。 初 期 のランドローバー シリーズやディフェンダーによる よ。それでうまくいかないと、 次 に 当 該 地 域 を 担 当 する 陸 軍 大 遠 征 の 目 的 は、まさにそうだった。それが 何 十 年 もの 間 に、ア 将 に 連 絡 した。 中 には 怖 い 人 もいたね」。 ドベンチャーや 勇 気 、チャレンジ 精 神 を 意 味 する「 冒 険 」になっ ていった。 何 かを 成 し 遂 げることができるとただ 証 明 するため 選 ばれし 車 に 出 発 するのだ。その 精 神 は 今 なお 生 き 続 け、 新 世 代 の 探 検 家 1990 年 、キャメルトロフィーはシベリアに 到 達 した。チャッ たちの 背 中 を 押 して 偉 業 の 達 成 に 向 かわせている。 プマンの 指 揮 、 特 に 彼 の 陸 軍 時 代 の 人 脈 のおかげで 実 現 したそ イングランド 中 西 部 レッドベリー 近 くにあるイーストナー れまでに 例 のないレースだった。だが、 初 だったのはそれだけ キャッスル。 雪 が 降 り 積 もった 大 地 にたき 火 が 作 られ、 周 りに ではない。ペレストロイカ( 改 革 )とグラスノスチ( 情 報 公 開 ) はこの 冒 険 精 神 について 語 ることのできる 限 られた 数 名 が 立 って が 進 んだその 年 、 初 めてディスカバリーが 参 加 したのだ。 いる。10 年 間 キャメルトロフィーのマネージングディレクターを ディスカバリーはレンジローバーの 基 礎 を 利 用 し、 極 めて 能 力 務 め、 自 身 も 参 加 者 だったイアン・チャップマン、その 後 継 であ の 高 いオフロード 車 になっていた。キャメルトロフィーはその 資 るG4チャレンジの 企 画 者 、サイモン・デイとニキ・デイビス、 質 を 証 明 する 世 界 最 高 の 舞 台 となった。 そしてシニア・ランドローバーエクスペリエンス・インストラクター 過 酷 なツンドラ 地 帯 の 雪 深 い 荒 れ 地 を 走 る1,600 キロ 以 上 の のフィル・ジョーンズという 面 々だ。 彼 らはとりわけ、 長 年 にわ 旅 の 後 、シベリア 辺 縁 の 街 、イルクーツクに 到 着 するや、チャッ たって 信 頼 できるパートナーとして 愛 情 を 注 ぎ、 協 働 してきた 車 プマンのチームは 集 まって 報 告 会 を 開 き、その 後 飛 行 機 で 帰 国 に 再 会 するために、ここイーストナーにやって 来 た。 した。ランドローバーのエンジニアは 車 の 予 備 部 品 は 2 パーセン 元 陸 軍 軍 人 で 熱 心 なダイバーであるイアン・チャップマンは、 トしか 必 要 なかったと 報 告 した。 残 りの98 パーセントは 工 場 か 実 直 な 不 屈 のスコットランド 人 だ。 地 球 上 で 最 も 経 験 豊 富 な 探 ら 納 品 されたプラスチック 包 装 のまま 手 付 かずにあった。 検 リーダーの 一 人 として 広 く 知 られている 人 物 である。 当 然 なが こうしてディスカバリーは、 大 会 最 後 の1998 年 にフリーラン らキャメルトロフィーが 今 なお 多 くの 人 から 絶 対 的 なモーター 冒 ダーが 使 われたのを 除 いて、1990 年 から 毎 回 、キャメルトロ 険 イベントとして 認 識 されていることを 誇 りに 思 っている。 フィーの 中 心 的 役 割 を 果 たした。 「 運 営 を 始 めた 当 時 『1,000 マイルの 冒 険 』という 型 があったに もかかわらず、 私 たちは1,600マイル( 約 2,600キロ)の 旅 を 始 真 似 のできない 偉 業 めようとしていたんだ」。 今 やアイコンとなった「サンドグロー・ 10 年 後 、 大 成 功 を 収 めたキャメルトロフィーは 役 割 を 終 えた。 ディスカバリー 1」の 窓 から 身 を 乗 り 出 して 彼 は 言 う。イエローの ランドローバーはすばやくその 穴 を 埋 め、2003 年 にランドロー 塗 装 とキャメルトロフィーの 黒 のデカールで 当 時 の 状 態 に 保 たれ バー G4 チャレンジを 開 催 した。 初 回 は16 ヵ 国 から 参 加 者 が 集 たその 車 は、 多 くの 人 にとって 大 会 そのものを 意 味 するようになっ まり、 米 国 、 南 アフリカ、オーストラリアの 会 場 で28 日 間 にわ た。「 車 はレースに 耐 えられるものだったし、 参 加 者 は 意 気 揚 々と していて、メディアは 大 喜 びだった。 冒 険 が 標 準 になったんだよ」。 キャメルトロフィーは1980 年 に 始 まり、ドイツ 人 の 3 チーム が 悪 名 高 いトランスアマゾニカ(アマゾン 横 断 道 路 )を 走 った。 大 会 はすぐに「 四 輪 駆 動 車 のオリンピック」として 知 られるよう になる。チームワークと 不 屈 の 精 神 が 必 要 とされる 大 会 で、 参 加 者 は 車 両 とともに 道 なき 道 を 進 み、 極 限 を 体 験 した。ランド ローバーがそこに 共 有 の 精 神 を 見 出 し、1981 年 から 大 会 のスポ ンサーになったのも 不 思 議 はない。 チャップマンは1987 年 に 大 会 の 運 営 を 任 され、10 年 以 上 統 括 し 続 けた。イベント 企 画 のために 訪 れたあらゆる 国 で、 軍 の 紹 介 を 利 用 した。 自 らの 経 歴 が 大 いに 役 立 ったのだ。「たいてい 上 : 絶 対 的 なモーター 冒 険 イベントとの 評 価 を 得 たキャメルトロフィー。 次 ページ 上 :2003 年 と 2006 年 のランドローバー G4 チャレンジに 大 きく 関 わった 同 大 会 イベント デイビス、 同 大 会 コンペティション& ロジスティクス ディレクターの サイモン・デイ、 シニア・ランドローバー ディレクターのニキ・ エクスペリエンス・ インストラクターの フィル・ジョーンズ。 たって 開 催 された。 優 勝 者 はベルギーの 戦 闘 機 パイロット、ル ディ・ソーレンで、 賞 品 だった 真 新 しいレンジローバーを 2 台 の 新 しいディフェンダーに 替 えるよう 交 渉 したことがよく 知 られている。 ランドローバー G4チャレンジは、 大 自 然 の 過 酷 なオフロード を 走 行 する 一 方 で、 環 境 への 負 荷 を 最 低 限 に 抑 えていた。また、 アウトドアスポーツとしても 重 視 された。 イーストナーの 雪 原 に、オリジナルの G4ディスカバリーが 停 車 している。タンジールオレンジ 塗 装 のその 車 の 前 に 立 って、 元 コンペティション&ロジスティクスディレクター、サイモン・デイ が 説 明 する。「 単 独 ブランドが 開 催 する 冒 険 イベントは、 複 数 の 企 業 がスポンサーになる 大 会 より 目 立 つ 必 要 があったんだ。キャ メルトロフィーの 確 かな 後 継 と 評 価 されなければならなかったし、 写 真 : GETTY IMAGES 60

RIGHT XXXXXX 「 冒 険 は 夢 、 インスピレーション、 あるいは 運 命 の いたずらから 始 ま る 。い つ も そこにあり、 主 人 公 を 待 っている。 それはいつの 時 代 も 変 わらないよ」 サ イ モ ン・デ イ (ランドローバーG4チャレンジの ディレクター ) 時 代 のニーズに 合 っている 必 要 もあった」。 他 社 を 頼 ることなく 利 益 を 上 げる 必 要 もあった。 元 イベント ディレクターのニキ・デイビスがその 事 情 を 明 かす。「G4チャレ ンジは、 冒 険 、 探 検 、 発 見 の 代 名 詞 でもある 製 品 シリーズの 幅 広 い 能 力 を 強 調 しながら、 赤 字 を 出 さないようにしなければな らなかったの。 嬉 しいことに 目 標 を 超 えたのよ」。 第 2 回 G4チャレンジは2006 年 にタイ、ラオス、ブラジル、 ボリビアで 開 催 された。 優 勝 した 南 アフリカの 冒 険 レーサー、 マーティン・ドレイヤーは「 人 生 最 高 の 体 験 でした。 振 り 返 っても 現 実 のものとは 思 えないほど 過 酷 なルートでした」と 語 る。オー ストラリアの 対 戦 者 、アリーナ・マクマスターも 言 う。「この 種 の 冒 険 をすべて 含 むイベントはほかには 知 りません。バラエティに 富 んだ 楽 しさを 味 わえるのです。 完 璧 な 大 会 でしたよ」。 チャリティ 貢 献 アドベンチャーは 続 く 1998 年 に 開 催 され、 今 年 、 開 催 20 ランドローバーの 冒 険 精 神 は 今 も 健 在 だ。そのことはランド 周 年 を 迎 えたフィフティ・フィフティ・ ローバーエクスペリエンスが 提 供 している 体 験 からも 分 かる。で チャレンジは、ランドローバーの 従 業 員 は「 純 粋 な」 冒 険 イベントの 復 活 に、 機 は 熟 しているのだろうか? がブランド 50 周 年 を 記 念 して 実 施 した チャリティーイベントだった。50 日 間 で イアン、サイモン、ニキはそう 信 じている。「キャメルトロフィー 50 ヵ 国 を 訪 れ、ユニセフ( 国 連 児 童 基 のようなイベントに 将 来 性 があるとしたら、それを 実 現 するのは 金 )への 募 金 5 万 ポンドを 集 めるという 人 、 明 白 な 目 的 、そして 四 輪 駆 動 車 のサポートだ。 人 と 車 がポイ 野 心 的 な 目 標 が 立 てられていた。 ントなんだ」とイアンは 言 う。「 冒 険 はいまだかつてないほど 時 その 主 要 メンバーだった 元 ランドロー 代 に 求 められていると 思 う」と、ニキが 賛 同 する。 彼 女 は 現 在 、 バー 主 席 デザイナーのピーター・クロウ ジャガー・ランドローバー UKのブランド 活 動 をまとめる 役 割 を リーとエンジニアのスチュアート・マー 担 っている。 ティンが、 本 誌 がイーストナーで 開 催 し イベント 代 理 店 の 経 営 で 成 功 しているサイモンが 付 け 加 える。 た 非 公 開 の 集 まりの 中 で、 同 チャレンジ 「 冒 険 は 過 激 さで 定 義 されるものではない。 夢 、インスピレー に 使 用 された4 台 のうち2 台 とそれぞれ ション、あるいは 運 命 のいたずらから 始 まるんだ。 何 かが 起 こり、 再 会 した。ゴールドの 記 念 塗 装 から「ゴ 何 かが 成 し 遂 げられ、 物 語 が 生 まれる。 冒 険 の 後 は、 自 分 や 仲 ルディロックス」の 名 前 が 付 いたディフェ 間 にとって 真 に 意 味 のあった 瞬 間 について 話 し 合 い、 共 有 する。 ンダー 110と、 同 チャレンジに 参 加 した 初 期 のフリーランダー 3 台 のうちの1 台 もちろん 胸 に 秘 めておくだけでもいい。 冒 険 はそこにあって 主 人 「ベイビー・ベア」だ。 公 を 待 っているんだ。それはいつの 時 代 も 変 わらないよ」。 スチュアート・マーティンが 語 る。「31 この 日 、クラシックな 車 両 の 横 に 立 っていると、 大 会 はいま 人 の 同 僚 が ボ ラン テ ィア で 参 加 して、 だ 終 わっていないように 感 じられ、 辺 りには 懐 古 の 情 が 漂 う。4 数 ヵ 月 間 、 終 業 後 に 準 備 を 進 め、 実 現 し 人 は 今 にも 運 転 席 に 飛 び 乗 って 再 び 走 り 始 めそうな 勢 いだ。 冒 ました。 最 終 的 にユニセフへの 募 金 は 目 険 は、まだ 生 き 続 けている。 標 の2 倍 以 上 集 まり、 訪 問 した 国 は 56 ヵ 国 にもなりました。ランドローバー さらなる 発 見 を 詳 細 はYouTubeで「Legends Reunited - Land Rover 70th の50 周 年 を 祝 う 方 法 としてとても 人 間 Anniversary」(ランドローバー 70 周 年 :レジェンドたちの 再 会 )と 味 あふれるものでしたし、 本 物 の 冒 険 で 検 索 するか、 右 記 サイトへ:http://bit.ly/LandRover70 も あ り ま し た よ 」。 61

 

Land Rover

ONELIFEマガジン

 

ランドローバーのカスタマーマガジン『ONELIFE』は、可能性に挑戦する強い情熱や、好奇心をかき立てるストーリーを世界中から集めてお届けしています。

ランドローバーはどこにでも自由に行き来できること、目的地に辿り着くためなら何でもできる性能を常に発揮し続けてきました。 ONELIFE最新号では、この精神に敬意を表し、未だランドローバー シリーズI とシリーズIIが最高の車として現役で活躍しているインド・ヒマラヤの地から、アイルランドの美しい郡、ドニゴールでディスカバリーとともに家族休暇を過ごしている船員のモンティー・ホールのストーリーまで、様々な冒険を賛美する世界へとあなたをお連れします。

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Jaguar Land Rover Limited: Registered office: Abbey Road, Whitley, Coventry CV3 4LF. Registered in England No: 1672070

※燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。実際の走行時には気象・道路・車両状態・運転・整備などの条件が異なってきますので、それに応じて燃料消費率は異なります。
※当ウェブサイトに掲載されている画像は欧州仕様車の画像となります。日本仕様車と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。日本仕様車は右ハンドルです。